概要
このブログを、[email protected]からAWSに一時的に乗り換え、それからロリポップ!レンタルサーバーに乗り換えた話。
理由
最初、使い道もあり、VPSにしていたのですが、その用事も終わったので、管理の楽そうなレンタルサーバーに変えようと考えました。
方法など
前提
前提1
乗り換えるサーバーとは別に、MySQL専用サーバーがある場合などは、手順2.3.5.と前提2,3は飛ばしてください。
前提2
乗り換え先サーバーで、使用するデータベースとユーザーを準備しておく。
前提3
phpMyAdminが、両方のサーバーにインストール済み。
VPSなどで、インストールしていなければ、 下のサイトなどを参考に、インストールする。
今からでも遅くない! phpMyAdminインストールから使い方まで徹底解説
前提4
当たり前ですが、両方のサーバーに、FTPやSFTP等の、ファイルをアップロード、ダウンロードする手段があること。
前提5
ドメインはそのまま引き継ぐ。
1.ファイルのダウンロード
乗り換え元サーバーに、FTPやSFTPなどで接続します。
WordPressの入ったフォルダ(中にwp-contentやwp-adminなどのフォルダが入っている)をダウンロードします。
これには時間がかかるので、その間に次の作業をしておきます。
2.データベースのダウンロード
乗り換え元のサーバーの、phpMyAdminを開き、ログインします。
左の一覧からデータベースを選び、上のバーのエクスポートボタンを押します。
そして、そのまま実行を押し、ダウンロードします。
3.データベースの設定変更
もし、どちらもVPSなどで、同じサーバー内に、データベース名とデータベースのユーザー名とパスワードがすべて同じものを作る場合は、この手順は必要ありません。
もし、この時点で1.のダウンロードが終わっていなければ、5.を先にやっても構いません。
1.でダウンロードしたフォルダの中の、wp-config.phpというファイルを開いてください。
define('DB_NAME', 'データベース名');
define('DB_USER', 'ユーザー名');
define('DB_PASSWORD', 'パスワード');
define('DB_HOST', 'ホスト(サーバー)');
このような部分があると思うので、
日本語部分を新しい情報に書き換えてください。
4.ファイルのアップロード
もし、この時点で1.のダウンロードが終わっていなければ、5.を先にやっても構いません。
1.でダウンロードし、3.で中身を少し書き換えた、WordPressが入ったフォルダを、FTPやSFTPなどでアップロードします。
5.データベースのアップロード
乗り換え先サーバーの、phpMyAdminを開き、ログインします。
左の一覧からデータベースを選び、上のバーのインポートボタンを押します。
そして、そのまま実行を押し、ダウンロードします。
6.ドメイン設定
レンタルサーバーであれば、独自ドメイン設定などで、ドメインと、WordPressが入ったフォルダを指定しましょう。
VPSであれば、ウェブサーバーの設定ファイルにドメインと
WordPressが入ったフォルダを指定する、などです。
6.DNSサーバの設定変更
すべての作業が終わってから、ドメインDNSの接続先を変更します。
サーバーによって違いますが、VPSならDNSサーバーのAレコードに、サーバーのIPを入れるのが一般的だと思います。
サーバーによってはネームサーバーごと変えさせて来るやつもありますが。
7.(任意)移行元サーバーの解約
他に使い道がなければ、元のサーバーは解約するでしょう。
解約するのは、作業が終わってからにしましょう。
検索エンジンに掲載されていないサイトならともかく、少しでも読んでもらえる可能性があるブログを一時的にでも止めてしまうのはもったいないです。
DNSの設定変更が、全世界に伝わるのには、時間がかかることがあります。
まとめ
お疲れ様でした。