注意
初めて自作PCを作ったという記事です。
つまり、私も完全に初心者です。
熟練者が初心者向けに書いたというわけではないので間違っている場合もあるかもしれませんが、ご了承ください。
当たり前ですが、この方法通りにやって失敗しても、責任は負いません。
また、この記事を見ながらやるのはいい、というか歓迎なのですが、実行する前に最後まで読んで、ある程度頭に入れておくといいと思います。
必要な道具
- ドライバー(プラス)
- ペンチ
- 静電気防止グッズ
- USBメモリ(インストールメディアがない場合)(Ubuntuであれば2GBで足りると思います。.isoファイルの大きさで判断してください)
パーツ選び
必要なパーツ
- ケース
- マザーボード
- CPU
- CPUクーラー
- メモリ
- 電源ユニット
- HDDやSSDなどの記憶媒体
- グラフィックボード(任意)
- OS(パーツじゃないけど)
何を重視するか決める
今回私は、主に価格を重視しました。
必要なら後でアップグレードしようという考え方です。
ただし、ゲームをしたくて購入したため、グラフィックボードとSSDだけは入れようと思ってました。
確認すべき情報
- マザーボードとCPU、CPUクーラーのソケット形状が一致しているか
- マザーボードとメモリの規格(DDR4-2400など)
- 電源ユニットのケーブルの本数
- マザーボードのSATAスロットと付属しているSATAケーブルの数が、付けたいHDDとSSD(SATA接続のみ)の総数より同じまたは多いか(SATAケーブルは、足りなければ別途で買えます)
- PCI-Express x16の数が搭載したいグラフィックボードの数より多いまたは同じか
- ケースとマザーボードのファームファクタは同じか
- 電源ユニットの容量は足りているか(必要な容量は私もよくわからないので自分でググってください…)
私は値段重視にしたので、主に値段を見ながら選びました。
ですが、そうでない人は、そのあたりも考慮しましょう。
決定したパーツ
- CPU:INTEL Celeron G4900 BOX (クーラー付属LGA1151/3.10Ghz/2M/C2/T2)
- マザボ:MSI H310M PRO-VH (H310/1151/microATX/DDR4)
- メモリ:GSK F4-2400C15S-8GIS
- SSD:DIERYA 240GB SSD 3D Nand 7mm2.5″ SATA3 6Gb/s TLC
- グラボ:玄人志向 GF-GT710-E1GB/LP (GT710 1G Dr3 LP PCIe x16)
- 電源:KEIAN KT-450PS3 (自作本舗 ATX 450W)
- ケース:ENERMAX ECA3360B-BT(U3) (FulmoQ ATX/microATX黒 USB3.0)
ここに書いてあるものは、
ソケット形状:LGA1151
ファームファクタ:microATX
メモリの規格:DDR4-2133(多分)
電源:450W(かなり余裕を持った容量です)
になっています。
あとから知りましたが、KEIANの電源は評判が悪いようです。
気をつけましょう。
ちなみに、SSD以外はドスパラで買いました。
理由としては、30日間自分の過失でも保証してくれるからです。
つまり、ミスって壊しちゃっても大丈夫!
(例外もあります。注意事項を読みましょう。)
初心者には特におすすめです。
さあ組み立てだ!(画像だらけ)
買った部品たちがこちら

ちなみに、一番下のバンドや、右下の白い手袋は、ケーズデンキで買った静電気防止グッズです。2つはいらないと思いますが。
CPUの取り付け


付属品
- ドライバーディスク(Ubuntuには使えませんでした)
- フロントパネル(名前違うかも?)
- 説明書(英語でしたが、図ばっかりなのでなんとかなりました)
- SATAケーブル(片側がL字な物と、両側真っ直ぐな物の2本が届きました)




(手袋などをピンに引っ掛けると、簡単に曲がってしまうらしいので注意!)

CPUクーラーの取り付け

CPUクーラーの4つの穴を合わせ、押し込めば、固定されます。
ケーブルをファンに巻き込まれないように配線しながら、マザーボードの専用のジャック(マザーボードにCPU FANなどと書いてあれば、それだと思いますが、一応説明書を読みましょう)に繋げば、完成。
メモリの取り付け



まず、スロットの両側(片側の場合もあります)のつまみ(?)を開きます(外側に広げる)。
そこに、切り込みが合うように、しっかり確認してから、マザーボードに差し込みます。
少し硬いですが、つまみが勝手に閉まるまで、力を入れてまっすぐと押し込みます。
ミシミシという音がするかもしれませんが、しっかりと押し込みましょう。


マザーボードの取り付け




マザーボード取り付け位置にある、六角のものはスペーサーといいます。
マザーボードの位置と見比べて、場所が違えばペンチで移動してください。
もし足りなければ、ケースに付属しているはずなので、それを使ってください。
余った場合、ショートの原因になるので、外してください。

スペーサーの位置が合っているか、もう一度確認してから、ネジ止めしていきます。
ちょっと押し付けないとフロントパネル(?)が跳ね返してくる場合押し付けながらネジ止めします。
電源ユニットの取り付け


ファンは外側に向けましょう
グラフィックボードの取り付け



SSDの取り付け(画像撮り忘れてました)
まず、専用の取り付け場所に持っていき、ネジで固定します。
ケーブルの取り付けは、取り付けの後でも先でも構いません。
詳しくは次の配線の項へ
配線(画像ありません)
電源ユニットから出ているケーブルを、サイズが合ってそうなところに差し込みます。
具体的には、
- マザーボードに20+4ピンケーブルと4+4ピンケーブル(合計8ピンは2種類あるので注意)
- HDD、SSD、ディスクドライブなどのSATA接続のものには、SATA電源ケーブル(薄いやつ)
- 高性能なグラフィックボードには6+2ピンケーブル(私のは要りませんでした)
+というのは、くっつけたり外したり出来るケーブルのことで、例えば、
20+4ピンケーブルは、20ピンと4ピンに分かれるケーブルで、20ピンだけで使う場合とまとめて24ピンで使う場合があるケーブルです。
また、HDD、SSD、内蔵ディスクドライブなどのSATA接続のものには、SATAケーブルでマザーボードにつなぎます。
ケースのフロントパネルなどから出ているケーブルは、ケースやマザボの説明書をよーく読みながら挿していきます。
この辺は、ケースやマザボによって変わってくると思うので、詳しく説明できません。頑張って説明書を読みましょう。
(日本語なら、最初から全部読んどいたほうがいいと思います)
最後にサイドパネルを閉めましょう。
OSインストール
まず、Ubuntu Japanese Teamのダウンロードページから、.isoで終わるファイルをダウンロードし、USBメモリなどに書き込みます。
バージョンは、LTSとつく、長期サポートを選ぶことをおすすめしますが、どうしても最新版を使いたい人はそうでなくても問題ありません。
この記事では、Ubuntu18.04を基準に話しますが、ほとんど変わらないと思います。
ダウンロードや書き込みの待ち時間に、組み立てができているか確認しましょう。
映像ケーブル(HDMIなど・付けたならグラボに)、マウス、キーボードなどをつなぎ、
最後に電源ケーブルをつなぎ、(電源ユニットの)スイッチがあればオンにします。
外部記憶装置を何も繋がずに電源を入れれば、BIOS画面が出ると思います。
(SSD付けないで試したときは出たが、付いているとき出るかわからない)
もし画面に何もでなければ何かミスってると思うので、もう一度確認しましょう。
No bootable Device的なことが出ていても正常だと思います。多分。
確認ができたら、電源を落としてから(電源ボタンでいいですが、設定変えたならちゃんと保存してね)、イメージを書き込んだUSBメモリを差し込み、もう一度電源を入れます。
すると、Ubuntuのロゴなどが出てくるので、デスクトップが出るまで待ちます。
出たら、インストールのアイコンがあるので、押して、指示通りに進めていけばいいです。
これに関しては説明しているサイトがたくさんあるので、詳しくは説明しません。
なにか困ったことがあればググってください。
終わりに
冒頭にも書いた通り、私も初心者です。
なにかミスがあったら教えてください。